世の中の仕組み

株式会社って…つまり何だ?社会人なら確実に押さえたい3つのこと

株式会社って…つまり何だ?社会人なら確実に押さえたい3つのこと

「会社は一体誰のもの?」という問い、あなたは耳にしたことがありますか?法的な意味合いはさておき「創業者のもの」「株主のもの」など、実に様々な価値観が存在します。

しかし、そんな普遍的な問い以上に「株式会社の基本的な知識」を答えられない人は多いのではないでしょうか?今回は、社会人なら確実に押さえたい株式会社3つのポイントをざっくり学んでいきましょう。

1.そもそも株式会社とは?

そもそも株式会社とは

株式会社は「株式」を発行して資金を集める法人のこと。法人は会社法で定められた4つのパターン、

  • 株式会社
  • 合名会社
  • 合資会社
  • 合同会社

があり、株式会社はこのうちの9割を占める代表的な企業形態です。

「株式」は、資本金の全てを「均一」で「少額の単位」に分割したもので、出資者は株式を購入することによって株式会社に出資します。

出資者の責任は「有限責任」と言われますが、これは自分が出資した金額以上に責任は負わない、ということです。例えば、A社に100万円を出資し、このA者が多額の借金を抱えて倒産したしまった場合、自らが出資した100万円は失うけれども、それ以上に損失を被ることはないということです。

「出資者は株式を買い、企業が儲かった時に配当金をもらう」という関係性がわかりやすいかもしれませんが、実際には次のような仕組みになっています。

2.株を買うことの意味って?

株を買うことの意味って

株式には所有権だけでなく、会社に対する均一な支配権も付与されており「より多くの株式を所有するものがより多くの支配権を持つ」ということを意味します。

厳密に言うと、

  • 株式全体の1/3超を所有する→拒否権を持つ
  • 株式全体の過半数以上を所有する→経営権を持つ
  • 株式全体の2/3以上をを所有する→支配権を持つ

ということになります。

年1回の株主総会では、会社経営において重要な事柄が多数決で決まります。株式には1株につき1票の議決権が与えられているため、株式の所有数がそのまま会社経営への影響力につながるのです。

3.90年代に株式会社の転換期があった!

1990年代の日本経済停滞期、株式会社の設立に関するルールに大きな変更がなされました。次の2つの変更点は、後の2006年に制定される「新会社法」にも影響を与えることとなります。

1人でも設立できるようになった!

以前、株式会社は7人の発起人によって設立されることになっていました。しかし、1991年からは1人でも設立できるように制度が変更されています。

1円でも設立できるようになった!

1991年に最低資本金制度が導入され、株式会社の設立には1,000万円が必要とされていました。しかし、中小企業の廃業率が高まると同時に、新規開業率が低迷する中、2002年に「中小企業挑戦支援法」なるものが制定され、1円でも株式会社が設立できるようになりました。後に、最低資本金制度自体が撤廃され「1円起業」という言葉も一般的になりました。

 

会社設立に関する様々な規制が緩和されることで、近年は特にIT関連の起業が増えているといいます。ベンチャー企業に投資を行うファンドや個人投資家が増えてきていることからも、日本における株式会社のあり方は確実に変わってきているのではないでしょうか。

会社の基本的な仕組みを知ることで、仕事に対する視野も広げていけるといいですね。(`・ω・´)キリッ!

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