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【知っておきたい経済知識】企業の「時価総額」が高いと何が得?

【知っておきたい経済知識】企業の「時価総額」が高いと何が得?

「○○株式会社の時価総額が1億円を突破」こんな記事を見たとき、それがどんな意味を持つかわかりますか?大人ならば常識として知っておきたい「時価総額」というキーワード、大人の基礎教養としてざっくり理解しておきましょう!

時価総額=企業価値を測る一つの指標

企業の経済的価値を見る上で、代表的な指標が「時価総額」です。上場企業の「時価総額」を算出する式は以下の通りです。

時価総額 = 上場株式数 × 株価

上記のうち「株価」は、投資家の需要と供給のバランスによって日々変化します。そのため、時価総額そのものも投資家からの期待によって日々変動することになります。時価総額と企業価値は完全にイコールではありませんが、時価総額を上げるための努力をすることは、経営陣の務めの一つです。

例えば、時価総額首位(世界一)になったことで話題になった「アップル社」をイメージしてみましょう。アバウトに計算すると次のようになります。

時価総額:4000億ドル (約32兆円) = 上場株式数:10億株 × 株価:400ドル

実際に時価総額が世界一になったときの額というと、これをはるかに上回るというから驚きです。

時価総額を上げることのメリットは?

時価総額を上げることのメリットとは

例えば、以下のようなメリットがあります。

  1. 企業買収を仕掛けられるリスクを軽減できる
    →企業を買収する場合、株を買い集めることが必要になります。そのため、時価総額が上がるとそれ相応の資金も必要になってくるため、時価総額が上がれば上がるほど買収されるリスクも下げることができます。例えば、TOB(敵対的買収)も行いづらくなります。
  2. 資金調達力が向上する
    →時価総額が高くなると、同じ株数を増資してもより多くの資金が調達できることになるためです。
  3. 会社経営が安定する
    →時価総額が上がれば株主からの信頼も向上します。そして、より高い支持を得やすくなるため、安定的な経営が行いやすくなります。

近年、ソフトウェア業界(特にWEB関連・モバイルゲームなどの新興企業)において時価総額の急上昇を実現する企業が出てきています。しかし、それが信頼できるものなのか、もしくは一時的なものなのか、見極めることが重要になります。企業価値を図る上で非常に重要な「時価総額」、是非覚えておきたいところです(`・ω・´)キリッ!

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