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【影の銀行とは】中国バブルを崩壊に導く「シャドーバンキング」って知ってる?

【影の銀行とは】中国バブルを崩壊に導く「シャドーバンキング」って知ってる?

中国経済のニュースの中で「影の銀行」「シャドーバンキング」という言葉を聞いたことがありますか?

いかにも怪しい用語ですが、実態は想像以上に恐ろしいものです。世の中から遅れを取らないよう、ざっくり学んでおきましょう!

影の銀行とは?

影の銀行(シャドーバンキング)とは、規制が厳しい銀行を介さずに行われる金融取引のこと。つまり「通常の銀行ではない金融機関」が行う金融仲介業務のことを指します。

中国政府は不動産バブルを警戒し、銀行の預金への利子を*3%程度と厳しく規制しています。そのため、規制が行き届かない部分での金融取引が盛んに行われているわけです。

*3%程度=1年物の定期預金金利の場合

具体例としては、

  • 債権をバラした(小口化した)「理財商品」
  • 企業同士が直接貸し借りする「委託融資」

があります。

気になる「理財商品」の中身

気になる「理財商品」の中身

「理財商品」とは、日本で言うところの「不動産融資の金融商品」。投資家が理財商品を購入すると、その資金を元手に、不動産を開発。そこから得られた収益の一部を投資家に還元します。

こちらは5~10%以上の金利が謳われている商品が多く、取引額は300兆円を超えるとも(政府監視が行き届いていないため、正確な額は不明)。間違いなく言えることは、投資家から大きな需要があるということです。

…何か問題あるの??

何か問題あるのか

「利率が良い金融商品」というのは景気の良い話ですが、一番の問題は、これらの金融取引が中央政府の目の届かない場所で行われていること。

また、規制が行き届かないということは「ルールがきちっと決められていない」ということですから、曖昧な部分もたくさんあります。

  • 一体何に投資しているのか
  • 債務不履行(デフォルト)が起きたときには、誰がどのくらい負担するのか

こういった部分がはっきり見えておらず、「中国経済は成長している!投資すればリターンがある!」という期待(≒信頼)がベースとなって取引が行われているのです。

落ち着いて考えてみると、非常に怖い状況ですね。

 

中国のGDPは1,000兆円に達するとも見られていますが、そのうち「理財商品」が関わっている割合はかなり大きいと見られています。投資した不動産が全く売れなかったら…と考えると、投資家は大損し、その後の消費縮小にも繋がっていきます。

実体経済とかけ離れた金融取引の膨張を抑えることが、当面の中国政府の課題になりそうですね(`・ω・´)

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