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【シリコンバレーとは】誕生から約60年、ベンチャー聖地のルーツとは!?

【シリコンバレーとは】誕生から約60年、ベンチャー聖地のルーツとは!?

あなたは「シリコンバレー」というエリアをご存知ですか?Google・Yahoo!・アップルなど、世界の名だたる企業が「ハイテクベンチャーの聖地」とも呼ばれるこのエリアから生まれました。

しかしながら、実際にはこのエリアの正式名称(行政区画の名称)は存在せず、その歴史もまだ60年程度なのです。今回は、いつも話題が尽きることのない「シリコンバレー」の概要とそのルーツについて、ざっくりと学んでいきましょう!

そもそもシリコンバレーの場所って?

アメリカの地図

まず、意外と知らない人も多い「シリコンバレーの場所」ですが、アメリカ西海岸のカリフォルニア州マウンテンビュー州周辺のことを指します(上記の地図参照)。

一方で、アメリカ経済の中心とされる「ニューヨーク」やアメリカ政治の中心地「ワシントンD.C.」が位置するのは東海岸。世界屈指の名門大学の集まりである「アイビーリーグ」も東海岸にあります。

大都市ニューヨークが急成長を遂げたのが1900年前後で、シリコンバレーの誕生は1950年代。単純に考えれば経済の中心地、東海岸に近い方が「ベンチャーの聖地」も生まれやすかったはず…。

実は、伝統的な中心地である東側から離れた場所に「ベンチャーの聖地」ができたのは、「反エリート・反官僚主義」の人たちがに意図的に集まったからだと言われています。

なぜ名前に「シリコン」が付く?

シリコンバレーはベンチャーの聖地

エリアの名前に「シリコン」がつくのは、「シリコン」が半導体の原料であるからです。1950年半ば、トランジスタ(電気の流れをコントロールする部品)の発明者である「ウィリアム・ショックレー」がショックレー半導体研究所を開きました。この7年後、1957年に同研究所から8人の研究者が独立し、「フェアチャイルド・セミコンダクター社」を設立しました(独立した8人の研究者のうちの一人はインテルの創業者「ゴードン・ムーア」です)。

この出来事をきっかけに、ショックレー半導体研究所からは多くの人材が独立・新会社を設立し、今のシリコンバレーの基礎を築きました。

シリコンバレーを知る上で欠かせないもう一つの事

世界初のベンチャーキャピタルもシリコンバレーだった

シリコンバレーを知る上で、もう一つの見逃せない事実があります。1957年の「フェアチャイルド・セミコンダクター社」の設立後、東海岸の大企業「フェアチャイルド・カメラ・アンド・インスツルメント」が資金提供をしていました。この凱旋をした「ハイドン・ストーン」という投資銀行の「アーサー・ロック」氏は、世界で最初のベンチャー・キャピタリストと言われています。つまり、世界初のベンチャーキャピタルによる投資もシリコンバレーの企業に対して行われたのです。

シリコンバレーの文化とは

最後に、シリコンバレーの文化の特徴をざっくりまとめるとこんな感じです。

  • 管理を嫌う技術者が集まり、
  • 公的な支援は受けずに、
  • 投資家(ベンチャー・キャピタリスト)の支援を受けて独創的なアイデアを実現していく

半導体を扱うショックレー半導体研究所が出来たのが1950年ですから、まだその歴史は決して長いとは言えません。しかしながら、新しいテック系ビジネスが誕生する数・スピード共に、世界ナンバーワンのエリアであることは間違いないでしょう。

実際に訪れる機会はなかなかないかもしれませんが、シリコンバレーの概要やルーツといったところは、ビジネスマンの基礎教養として是非身に付けておきたいところですね(`・ω・´)キリッ!

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