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【会社員必読】知らないと結構ヤバい!?ホワイトカラー・エグゼンプションって何だ?

【会社員必読】知らないと結構ヤバい!?ホワイトカラー・エグゼンプションって何だ?

会社勤めの人とって、労働者が守るべきルールを理解しておくことはとても重要です。今回は雇用に関するルールの緩和、いわゆる「ホワイトカラー・エグゼンプション」についてざっくりとご紹介します。

ホワイトカラー・エグゼンプションとは?

ホワイトカラー・エグゼンプション(white collar exemption)とは、一定の条件下において「ホワイトカラー労働者の労働時間に対する規制をなくす」ことができる制度です。

「一定の条件下」とは、労働者と使用者との間で合意を結んだ場合を指します。そして、ホワイトカラー労働者とは、ブルーカラー労働者(主に工場労働など、肉体労働者のことを指す)と対比する意味で使われる用語です。ちなみに、「ホワイトカラー(white collar) = 白い襟(えり)」は事務などに従事する労働者が白いワイシャツを着て業務を行うことからきています。

「ホワイトカラー・エグゼンプション」という制度の根底には「ホワイトカラー労働者は業務に対する自己裁量が大きいことから、仕事に対しての報酬は“労働時間”ではなく“仕事の成果”に対して支払われるべき」という考えがあります。そのため、導入の目的としては、期待された水準の成果を生み出さすわけでもなく、ダラダラと残って残業時間を手にしている労働者を減らす、ということがあるようです。

しかし、労働時間を基準に考えて報酬をもらっていた労働者から見ると、「残業代の削減手段」と解釈されることも。また、残業代をカットする上、労働者の過労死に対しても企業は責任を負う必要がなくなることから「過労死促進法」と揶揄されることもあります。

導入することで誰が得する?

ビジネスマンのイメージ

ほぼ間違いなく言えることは、「企業の経営者層(雇用者側)」が得をするということです。何故ならば、残業代をカットすることで、予め予測することが難しい変動費を減らすことができるからです。

一方、これまで労働時間の規制に悩まされてきた労働者の中には、その規制がなくなることで「残業時間がカウントされなくなることで、心置きなく納得がいくまで仕事ができる」「成果を出しているので、自分の判断で好きな時間に帰れるようになってラッキーだ」と考える人もいるかもしれません。

これって本当に導入できるの?

残業代不払いが常態化している業界も存在する中、一律に導入を進めることは難しいように思えます。また、導入にあたっては「年収いくら以上の労働者を適用対象とするか」といったの議論を深めていく必要があり、日本の企業文化に順応するか?などの懸念も拭えません。

経済の国際的な競争が激化する中、近代的な労使制度は企業の競争力の向上に一役買ってくれるかもしれません。しかし、厳しい労働環境を強いられている業界も依然存在しているため、政府には改めて労働環境の再整備をはかってもらいたいものですね(`・ω・´)キリッ!

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